どうも、かぼちゃです。
前回に引き続き、過敏性腸症候群(IBS)のあるあるをご紹介します。
今回で第3弾です。
IBSの症状は人それぞれです。
すべてのIBSの人に当てはまるわけではないので、ご了承ください。
人との話し合いには、一歩下がって参加する

IBS、ガス型に多いかもしれませんが、常につきまとうのが「自分のニオイ、大丈夫かな…」という不安。

また自分の下着が汚れてしまったときなども… (-_-;)
特に集団の中にいるときは、「もしかして臭ってない?」「近くの人、気づいてるかも…」と、頭の中は会話と不安が半々だったりします。
本当は、友達との会話の輪にもちゃんと入りたい。
でも、あんまり近づくと臭いが相手に届くかも…と思ってしまうんです。
だから、グループワークや話し合いのときは、
いつも“ギリギリ不自然に思われない距離”で参加するのが自分ルール。
ちゃんと会話には加わってるよ〜という自然な雰囲気を醸し出しつつ、少しだけ外側から見守るスタイルです(笑)。
たまに気のいい人がグッと近づいてくることもあるんですが、
そうすると内心ちょっとヒヤッとして、じりじりと再び距離をとる自分がいます。
相手に失礼にならないようにしながら、でもニオイ問題は常に最優先。
…こういうこと、意識せずに会話できたら、どれだけラクなんだろうなぁと思います。
「トイレ大丈夫?」って聞かれる時は、だいたい大丈夫


でも、トイレから離れた瞬間、だいたい大丈夫じゃなくなる。
私がIBSでお腹を壊しやすいことを知ってる人は、よく「トイレ大丈夫?」「今のうちに行っておく?」と声をかけてくれます。
その気遣いは本当にありがたくて、優しさに救われる瞬間でもあります。
…でも、実はそういう時って、だいたい大丈夫なんですよね(笑)。
というのも、IBSのお腹って、「今はトイレに行ける」ってときには、あまり便意が来ないんです。
安心できる状況だと、意外と腸も落ち着いてる。
だからトイレに入っても、「あれ?出ないな…」なんてこともよくあります。
なのに、いざバスに乗ったり、会議が始まったりして、“もうトイレに行けない”という状況になった瞬間、
容赦なく便意と腹痛がやってくるんです。なにそれ。理不尽すぎる。
もちろん、「トイレ大丈夫?」と声をかけてくれる人の気持ちはすごくありがたい。
でも同時に、「そういう問題じゃないんだよなぁ…」とちょっとだけ切ない気持ちにもなるんです。
不幸なドキュメンタリーを観ていると…
「…あれ?わたしの方がつらくね?」ってなってくる
よくテレビであるじゃないですか。
「逆境を乗り越えて夢を叶えた!」みたいな、不幸な人生の逆転ドキュメンタリー。
もちろん、そういう話を見て「自分も頑張ろう」と勇気をもらえるときもあります。
…でもたまに、「いや、私の方が地味につらいんだけど」ってなってしまうことがあるんです。
テレビって美談にしたがるから、演出も過剰で、
「つらさアピールしすぎじゃない?」と感じてしまうことも。
それでいて、「わたしのIBSの日常の方が、誰にもわかってもらえないぶん、よっぽどきつくない?」なんて思ったりして。
とくに家族と一緒に見てるとき。
「この人、かわいそう…」とか言ってるのを聞いて、
”いや、あなたの目の前にも“けっこう辛い人”いますけど!?”と、
思わずツッコミたくなる瞬間もあります(笑)。
本当は、つらい人には共感したい。
同じ苦しみを持ってる人こそ、わかり合えるはずなのに…。
なのになぜか共感できないときがある、この気まずさ。
これも、IBSという“見えにくいつらさ”のあるあるかもしれません。
風下に立ちたい


シンプルですが、切実です。
わたしは、風下に立ちたい。
理由は…おわかりですよね?(笑)
そう、臭い問題です。
IBSとくにガス型を抱えていると、どうしても「もしニオイが出たら…」という不安がつきまといます。
だから、風向きがわかると、相手に臭いが届かない位置にそっと移動したり、
風向きを読みながら無意識に立ち位置を調整してたりします(笑)。
似たような感覚で、空気がこもっている密室もけっこう怖いんですよね。
そういう場所では、できるだけ動かないようにして、臭いが広がらないようにじっとしていることもあります。
「できるだけ空気を乱さないように…」って、なんだか気配を消す修行みたいな時間(笑)。
逆に屋外とか、風が強く吹いている場所は本当に気がラクです。
「風よ、頼んだぞ…!」って心の中で思ったりしてます。
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